サウスイースタン オハイオ リージョナル メディカルセンターについて
急性期医療センターであり、コミュニティ病院でもあるサウスイースタン オハイオ リージョナル メディカルセンター(Southeastern Med)は、オハイオ州ケンブリッジで年間4,000人以上の入院患者と100,000人以上の外来患者にサービスを提供しています。このセンターは、増大する患者のニーズに対応するため、テクノロジーに大きく依存しています。
予想されるソースと予想外のソースからのデータ
より多くの情報や新しいタイプのレポートがIT部門から要求されるようになり、Southeastern Medはヘルスケアに特化したBIソリューションでは処理が追いつけないとして、リアルタイムの情報と、さまざまなソースからの静的な履歴データを準備、統合できるプラットフォームの必要性を感じていました。また、現在のレポーティングでは、様々な部門があらゆるチャンスを活かしたり、リスクを回避したりするために必要な気づきを得るのに役立っていなかったため、膨大なデータをより意味のあるものにし、アクションを可能なものにする方法が必要でした。
そこでSoutheastern Medでは、院内感染の追跡およびレポート作成、医師のパフォーマンス向上、治療法の傾向把握を支援するため、Altairの次世代型
データ分析プラットフォームを採用しました。
患者、医療機関、病院のデータをより正確に把握する
Southeastern Medでは、Altairのデータ分析プラットフォームを通じて、これまでアクセスできなかったデータを利用できるようになり、より詳細なレポートの作成と共有が可能になりました。限られた過去のデータから作成された静的なチャートやグラフの代わりに、直感的でわかりやすい可視化されたデータ分析環境を提供し、複数の異なるソースからのデータに素早くアクセスして準備し、パターンや異常値を特定、その場で回答を得て、リアルタイムで新しいインサイトを得られるようになりました。
さらに、これまでPDF内にあり活用できていなかった情報にもアクセスして分析できるようになり、いつ、どこで感染が発生したかなど、業務上および健康上の情報をより詳細に把握できるようになりました。
ソリューション
Altairのデータ分析プラットフォームは、医療機関で一般的に使用されているBIツールから飛躍的に進歩しており、構造化データのみならず、構造化されていないデータへのアクセスも可能になったことで、Southeastern Medは院内感染の追跡を改善し、発生率とコストの削減に成功しました。
内視鏡室では、実施された処置に関して、手作業でレポートを作成する必要がなくなったことで、毎週約15時間の時間短縮が実現、内容もより充実したレポートを分単位で作成できるようになりました。時間の節約だけでなく、予想外の異常値や傾向を明らかにすることで、治療管理の可視性も高めることができます。
同病院では、Altairのダッシュボードを医師の業績評価にも利用しています。Altairでは、病院の管理者がスコアカードを作成し、調達に関連するコストや成功率を可視化するとともに、戦略の改善をサポートします。